教える立場は久しぶりだったので、ワクワクする反面不安もありました。授業の実施に至るまでは、先輩に指導案の添削を受け、改善点を話し合い、修正をするという過程を何回か繰り返しました。その過程から教えるということの難しさや、言語の壁というものを痛感し、日々色んなものを吸収する毎日です。普段の授業との兼ね合いや、忙しさのあまり悩んだり落ち込んだりもしますが、先輩たちが支えてくださっているので前に一歩一歩進めている気がします。また、私にとって同じ目標を掲げている友達も大きな支えです。一緒に模擬実験を行ったり、お互いの苦手な部分を教え合ったり、時には他愛ない話で笑い転げたりもします。
ザンビアプログラムで学ぶことは主にザンビアの実情や授業方法ですが、それ以上に自分の前にある大きな壁を乗り越えるノウハウを学べている気がします。学べば学ぶほど不安も大きくなり、自信がなくなってしまう時もありますが、きっと人が常に抱えているものだと思うので、未来の自分を信じて今は駆け抜けたいです。
本当に、周りで支えて下さっている人たちにはいつも感謝の気持ちでいっぱいですし、このような環境に身を置けている私は幸せ者だと思います。
今後、ザンビアプログラムに入りたいと思っている人たちに、私も何か残せるように頑張りたいです!!

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こんにちは。
広島大学国際協力研究科で理科教育を研究しています中里と申します。
私は1月に2年間のザンビア滞在を終えて帰ってきました。
現在は、次期派遣される方たちに、「ザンビアとはどんなところなのか?」「向こうではどんなことをするのか」などと、オリエンテーションを行っています。
なので、今回は簡潔にこの紹介を行いたいと思います。
今回のプログラムは以下のような構成になっています。
第1回 研究と活動の両立について
隊員としての活動など
第2回 ザンビアの教育システムについて
第3回 ザンビアの政策文書読み合わせ1
第4回 ザンビアの学力について(他国と比較)
第5回 ザンビアの政策文書読み合わせ2
第6回 授業研究・SMASTEについて(ザンビアで行われている現職教員研修)
第7回 ザンビアの政策文書読み合わせ3
第8回 指導案作成方法
第9回 子どもの実態
学校経営
第10回授業練習
第11回授業練習
第12回授業のポイントについて
第13回―18回授業練習
過去にザンビアに滞在した経験のある人たちに講義をしてもらったり、留学してきているザンビアの方にお話をお願いしたりといろいろなスタイルで行われています。![]()
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「ザンビアの学力について」という題目で、私渡邊耕二が話をさせていただきまいた。
前半は、学力とはあまり関係がなく、ザンビアで理数科教師として教壇に立つことを考えて学問としての数学について話をしました。私自身のちょっとマニアな内容でありましたが、数学を教える以上は、学問としての数学の体系に触れてもらい、数学的美的感覚を体験してもらえるようにいたしました。
私の準備不足であったことと、話しが下手なのでうまく伝わらなかったように思います。ですが、数学を自信持って教えれるようにエールを送ったつもりです。
後半は、PISAやTIMSSおよびSACMEQなどの国際的な学力調査を紹介しつつ、ザンビアの教育事情をアセスメントの視点から分析しながら、実態がどうなのかみていきました。
一般にザンビアにおけるテスト得点は高くありませんが、その背景にあるものをイメージすることは、教壇に立つときに柔軟に子どもたちと関わる情報を与えてくれると思います。日々の子どもたちとの関わりからは得られにくい全体像を知ることで、全体の中の立ち位置が認識でき、目指すべき方向性を確認できると思います。
授業者として日々の子どもたちとの関わりを大切にする一方で、マクロな視点からみた教育の実態の変化にも目を向けながら、教育に携わっていけたらと思います。
渡邊耕二
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このプログラムでは、JICAの青年海外協力隊員(職種、理数科教師)としてアフリカにあるザンビア共和国に派遣される同時に、広島大学大学院国際協力研究科の学生という身分も持ちながら、修士論文執筆に向けた研究活動を進めていきます。
本プログラムでは、国際教育協力の理論と実践をバランスよく習得し、それぞれの学生のキャリアに活かしていくことを目的の一つとして捉えることができます。
そこで、このプログラムに参加し、実際にザンビアで活動をしている方、帰国された修士論文執筆に向けてラストスパートの方、そしてこれからザンビア派遣を目指して準備中の方を中心に勉強会を開き、実践における経験と理論における知見を共有しようと試みています。
その勉強会を、今月から始めました。
第一回目は、2011年1月にザンビアから帰国され、修士論文執筆に励んでおられる、木村さんと島本さんに講演をしていただきました。
その内容は、ザンビアでの隊員活動と研究活動についてでした。
木村さんは、任地で広島でかつて起った歴史を振り返りながら原爆展を企画されたことや、その他の活動とともに、日々の授業の中で子どもたちとどのように関わってきたのかを分かりやすく話ししていだきました。
また島本さんは、隊員としていい授業を実践すると同時に、質の高い研究を進めていくための心構えやまた自身の体験をもとにした改善点などを話していただきました。隊員活動と研究の両立の意味とそこから学べることは、一言では言い表せないぐらい大きなものがあることが大変伝わりました。
第二回目は、ザンビアの教育制度について、ザンビアからの留学生ベンソン・バンダさんに話していただきました。内容は、ザンビアの独立から始まり、経済・政治・教育の関連を歴史的に振り返るものでした。ザンビアは、内戦もなく平和な国として知られていますが、周辺国の内戦によって余儀なくされた難民の方の受け入れや、銅の価格の変動などのザンビア国内の経済状況の変化、また「万人のための教育(Education for All)」に代表されるような教育に関わる世界的なトレンドと絡み合って現在のザンビアの教育が構築されたことを分かりやすくかつ力強く説明していただきました。
現在2名の学生が、ザンビア・プログラムの参加を希望されています。今後はザンビアの教育政策文章を輪読したり、模擬授業などを行い、知識と授業スキルまた英語の上達も視野にいれながら、この会が進んでいくと思います。

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